41歳からのドクター挑戦

41歳。紛れもないオッサンになった今、大学院後期博士課程へのチャレンジを綴った超私的日記。

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学位授与式

今日は慶應義塾大学大学院の学位授与式とSDM研究科の学位授与式に出席しました。
大変光栄なことに、SDM研究科学位授与式で修了生代表の式辞を読ませて頂きました。
折角なので、このブログの締めくくりとして、全文載せたいと思います。

『はじめに、修了生を代表して、慶應SDMの全教員の皆様、学生部の皆様に厚く御礼を申し上げます。
また、SDMの同窓生、勤務先、そして家族に感謝を申し上げたいと思います。

私がSDMに入学しようと思ったのは2008年の夏、ちょうど北京オリンピックが始まった頃です。まだSDMは三田キャンパスにありましたが、南館にある春山先生のオフィスを訪ね、お話を伺ったことを今でもハッキリ覚えています。

職場の理解もあり、2009年に在職ドクターとして入学することができました。
当時のSDMは、先生と学生部、そして一期生がまさに一丸となってSDMを作っていくんだ、といった情熱に満ちあふれていました。

実は私は当初、あまり「SDM」に興味がありませんでした。
なぜなら自分は博士研究をするために入学したのであって、講義やイベントに参加することや、研究科を盛り上げていく気持ちはあまりなかったからです。
ところが、必修科目の講義やALPSに参加していく内に気持ちが大きく変わりました。多種多様なバックグランドを持った先生や仲間たちと議論をすることが、何より自分のキャリアや、生き方に重要だと気づいたからです。気がつけば、あっという間に2009年が終わっていました。

この年は結局、論文を1本も書けなかったのですが、スタート時に、多視点で研究を捉える思考を身につけたことが、最後までぶれずに研究を続けられた要因のひとつだと思います。

在学中に国内外の大学や学会で研究発表をする機会をたくさん経験することができました。また、SDMの一員として、国家プロジェクトや大企業との共同研究の機会も頂きました。その度にSDMは本当に環境に恵まれていると感じました。ユニークな研究をしている先生や学生たちが、毎日、素晴らしいキャンパスと設備の中で過ごしています。そして、常に変化を続けています。私は、できるだけ長くSDMにいたいという思いから、東京から日吉に引越しをしてしまったほどです。

私の博士研究はとてもニッチですが、春山先生、神武先生をはじめ、多くの先生の指導のもと、世界中の誰もが解決できていない課題にチャレンジし、発信してきました。研究の成果はまだ、社会全体に浸透していませんが、必ず役に立つ日が来ると信じています。

最後に、5周年を迎えたSDMが、10年、20年と発展し続けて行くこと、そして本日参加の皆様の益々のご活躍を心からお祈り申し上げ、簡単ですが代表謝辞とさせて頂きます。

2013年9月18日 慶應SDM 中島 円』

はじめて式辞用紙を使ってスピーチをしました。

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ゴールは見えたか?!

9月5日に正式に博士学位取得の連絡があり、博士号取得を目指したこの奮闘ブログも終わりが見えてきました。

2008年8月にふと始めたこのブログですが、何とかフェードすることなく、ここまで辿り着くことができました。
よく粘ったな、とつくづく思います。

もしこのブログを偶然読んで、自分も博士号を取得したいと思いましたら、ぜひ前野先生のブログの『慶應SDMで博士号を取得するとはどういうことか』を読んで下さい。

私はプリントアウトして、何度も何度も繰り返し読みました。読む度に汗がじわっと出る、そんな熱くなる文章です。

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トワイロ

先日、屋台バー「TWILLO(トワイロ)」に行ってKさんに会ってきました。

まだ全快といった感じではありませんでしたが、話しができて良かったです。

もの静かで、群れず、それでいて熱を感じる、コヨーテのようなカッコイイ男です。

トワイロ



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博士課程とお金

以前、博士号を取得するには体力が必要だみたいなことを書きましたが、
お金も結構必要なので、少しコメント残そうと思います。

課程博士は入学金と学費が当然必要です。
それから、本や調査資料、論文の購入費用もかかります。
私は自宅に新しい本棚を1つ買い足しました。

国際会議にも数回行くことになるので、旅費や参加費用もかかります。
学会や専門コミュニティの会費も毎年となるとそれなりにかかります。

この辺りまでは入学前から何となく分かっていましたが、
ジャーナルの出版費用がこんなに高いとは知りませんでした(汗)。
枚数にもよりますが、最低、100,000円/本といった感じです。

あと私の場合、英会話やライティングの学校にも行っていたので、これもバカにならなかったです。

さらに、世田谷から日吉に引越しをしたこともあり、引越し費用もかかりました。
体力と時間を引越しでカバーしたわけですが、想定外の出費でした。

そして、最後に博士論文の製本代!

といった具合に積み上げると結構なお金がかかります。

もちろん、奨学金を利用する人もいるし、本や論文は図書館やkeio.jpを利用することもできますが、それはそれで準備や時間がかかります。

ですので、博士号を取るには余程のお金持ちでなければ、一日も無駄にしたくない気持ちになると思います。

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